フィスの今日も天下泰平

こんちわ～っ　フィスです。

今日はちとまじめなお話だす。

５日の夕刊や夜のニュースで
ご存知の方も多いと思いますが

５日、名古屋地方裁判所において
「盲導犬の価値評価が争点」となった初めての判決がありました。

２００５年９月
目の不自由な７４歳の男性と
ラブラドールレトリバーの盲導犬「サフィー」（雌 当時６歳）が
男性宅の近くの横断歩道で右折してきたトラックにはねられ
男性は重傷、サフィーは男性をかばう形でトラックとぶつかり即死しました。

この事故をめぐり
盲導犬を育成し無償貸与していた中部盲導犬協会と男性が
トラック運転手と運送会社に損害賠償を求めていました。

この判決で裁判官は、
「盲導犬は視覚障害者の目の代わりとなり、精神的な支えともなっている。
その価値は白杖（はくじょう）とは明らかに異なり、育成に要した費用をもとに考えるべきだ」
との見解を示し

盲導犬の価値について
「盲導犬としての特別な技能を付与され、付加価値を得ている」として、
「盲導犬は歩行補助具にすぎない」とする運転手側の主張を退けました。


今回の判決で
僕たち盲導犬の価値が公に認められたは
本当に良かったと思います。

ただ、認知度という意味においては
まだまだ僕ら盲導犬を知ってもらえていないのも
事実かもしれません。

もっともっと
僕たちのことを知ってもらえるために
これからも頑張って行かないと
と思います。

サフィーが男性をかばう形でトラックとぶつかり即死という
今回の報道内容をみて
僕は”盲導犬魂”を感じました。

最後まで良く頑張ったなサフィー




・・・と
今日はまじめなお話でした。。。


今日の記事は
中日新聞と朝日新聞の記事を一部引用させていただきました。。。